2008年12月17日

米FRB、大幅利下げ FF金利0―0.25%に

米連邦準備理事会(FRB)は16日開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、最重要の政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を年0.0―0.25%に設定することを全会一致で決定、即日実施した。現行の年1.0%から0.75―1.0%の追加利下げとなり、歴史的な超低金利政策に踏み込んだ。

 FF金利の誘導目標が年0.0―0.25%まで下がったことで、日米の政策金利は逆転。FF金利は、日銀の無担保コール翌日物金利の誘導目標(年0.3%前後)を下回った。

 FOMC終了後に公表した声明は「今後、数四半期にわたり大量の政府機関債や住宅ローン担保証券(MBS)を購入する」と表明。金融政策の手段を金利誘導から市場に潤沢に資金を供給する「量的緩和」に移行することを示唆した。
タグ:FRB
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日銀、追加緩和策を検討 18日から決定会合、利下げ含め議論

米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げを受け、日銀は18、19日の金融政策決定会合で利下げを含めた追加策を議論する。国内景気の悪化が鮮明になる中で円高も進んでおり、追加的な金融緩和が必要との見方が強まっているためだ。日銀内には10月に政策金利を年0.5%から0.3%に引き下げた効果をまずは見極めたいとの声もあり、市場動向もにらみつつ利下げの是非を最終判断する。

 日銀は、すでに企業などへの資金供給の拡充策の詰めに入っている。10月の決定会合では企業向け債権を担保に金融機関に低利で資金供給する仕組みの導入を打ち出したが、15日の企業短期経済観測調査(短観)で企業の景況感や資金繰りの大幅な悪化が裏付けられ、追加策を求める声が高まっているのに対応する。
タグ:日銀
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2008年12月14日

日銀、追加利下げ焦点 18日から決定会合、円高加速に危機感

日銀が18、19日に開く金融政策決定会合で、追加利下げに踏み切るかどうかが焦点になってきた。世界的な金融危機の影響で国内景気が急速に悪化し、ここにきて円高も加速しているためだ。日銀の内部には一段の金融緩和が必要だとの声も浮上しているが、10月末に実施した前回の利下げの効果を見極めたいとの意見も根強い。週明け以降の経済情勢を見極めながら、利下げの是非を慎重に判断する構えだ。

 日銀が15日発表する企業短期経済観測調査(短観)は大幅な悪化が見込まれる。民間調査機関27社の平均予測では、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)はマイナス23となり、9月の前回調査から20ポイント低下する見通し。この予測通りなら、金融危機が深刻化した1998年3月(19ポイント)を上回る悪化幅となる。
タグ:日銀 金融
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